
こんにちは!AK.Musicトレーナーの西中です!
今回は、日本演奏芸術医学研究会についてご紹介します!
音楽家は、演奏時に身体運動を行っているわけですが、その運動は日常生活やスポーツとは違うため怪我や故障などが起きた際も通常の医学では対応が難しい場合もあります。
このような芸術家の健康問題を医学的な観点から研究を行い、「芸術家の側に立った医療」の実現を目ざしているのが日本演奏芸術医学研究会です。
代表理事は医師の東京女子医学大学整形外科の音楽家外来医師であり、さかい整形外科の院長である酒井直隆さんで、 音楽家の怪我でも多い「手」についての書籍を多く出版されています。
日本音楽家医学研究会は2010年から毎年開催されていましたが、令和3年からダンサーなどの舞踊家も含めた日本演奏芸術医学研究会が発足されました。
主な活動としては、医師や歯科医師、医学部および歯学部学生を対象とした日本演奏芸術医学研究会学術集会に続き、理学療法士、作業療法士、理学療法学科・作業療法学科学生を対象とした日本演奏芸術セラピイ研究会が令和5年から開催されることとなりました。
さらに運動学・栄養学などの基礎研究に従事される方々や、音楽家を含む一般の方々を対象とした研究会の開催を来年(令和6年)に開催される予定のようです。
筆者は、運動指導者であり管理栄養士のため、来年に参加できることを楽しみにしております!
その他、SNSで論文などを多数紹介をしています。
🎷論文紹介
サックスなどのリード楽器奏者は下唇やベロの怪我を経験しやすいそうです🥵
スポーツに使われるスプリントと同じ素材を用いた、ミュージックスプリントに関する報告です✍️https://t.co/RdB1HACAUh— 日本演奏芸術医学研究会(JPAMA) (@jpama2021) July 10, 2023
💪論文紹介
管楽器奏者も歌手も口をよく使う職業です👄
口の周りの筋肉にかかる負担が大きいと仮定して、両者の顎関節症について調べています✨https://t.co/ARmvGUHo5U— 日本演奏芸術医学研究会(JPAMA) (@jpama2021) July 3, 2023
😁論文紹介
管楽器奏者と歯並びについての研究です🎷🎺
こちらの論文では歯の前後の位置関係や、唇の厚さなどに影響を与えることが示唆されていますが、やや信頼度は低いようです🤔https://t.co/m2pEvmP9qt— 日本演奏芸術医学研究会(JPAMA) (@jpama2021) June 19, 2023
このように、音楽家に関する論文が紹介されていますので、ご興味のある方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
また、医師や歯科医師および学生は日本演奏芸術医学研究会に入会が可能で、理学療法士や作業療法士および学生は今後、日本演奏芸術セラピイ研究会に入会できるようになるようです。
身体の専門家として、音楽家や舞踊家をサポートしている方や、今後目指している方は検討してみてはいかがでしょうか?
今後、日本の音楽家医学発展に向けて期待の研究会になりますので、筆者も新たな情報があれば、皆様にご紹介をしていきたいと思います。
AK.Music Body Conditioning Academy
西中あやか
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