
AK.Music Body Conditioning Academy 「音楽家のための身体の教科書」のサイトにご訪問いただき、ありがとうございます。
西中あやかです。
はじめての方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に自己紹介をさせてください。
私の職業はコンディショニングトレーナ&管理栄養士です。
トレーナーの仕事は、子どもから高齢者、またアスリートに対して目的やその方の身体にあった個別の運動メニューを作成し指導やサポートを行うことで、管理栄養士も同じくその方の目的と身体に合わせた栄養指導やサポートを行います。
そのように人々の健康を、運動と食事からサポートする仕事をしている私が、なぜ、「音楽家のためのカラダの教科書」となるこのサイトを立ち上げたのか、、、
さかのぼること十数年前、学生だった私は中学・高校と吹奏楽部に所属し、卒業後は一般バンドで演奏活動をしたり、コンクールやマーチングコンテスト、また海外遠征などの経験もしました。
高校ではご縁あって強豪校に所属することができ、マーチングコンテストでは全国大会で金賞を受賞!
一見、華々しい吹奏楽人生にも思える経歴ですが、実際は不調と怪我の連続でした、、、
また、劣等生であった私の技術は非常に低く、部員との技術の差を埋めるために、誰よりも長時間、寝ている時以外は常にと言っても良いくらい、今思い返すと、取り憑かれていたように音楽と向き合っていました。
しかし、気合いで乗り切れるのはほんの一時。
音楽と向き合えば合うほど、想いと引き換えに「身体の不調や怪我」に悩まされ始めました。
「このままでは大会出場どころか、大好きな音楽さえできなくなってしまう、、、」
次第に、自身の体調への不安から音楽ができなくなることへの恐怖を感じるようになってきたのでした。
そして、当時マーチングで朝から夜まで練習して疲弊し切っていた高校生の私が、練習を乗り切るために興味を持ち始めたのが「栄養」でした。
とにかく体調を整えるために、食べるものを選び、ドラッグストアに通っては健康に良さそうなものを探していました。
さらに、不調と同じく悩まされたのが「怪我」。
運動が苦手で、部員の中で一番身体が硬く体力もなかった私は、練習をすればするほど肩や腰が痛くなり、大会前に背中を痛めてドクターストップがかかったこともありました。
それでも学生生活の限られた時間の中で、残された時間は後わずか、、、
怪我をカバーしながら少しでも上達するために「身体の正しい使い方」について調べはじめ、書籍などを参考に試せることはなんでもしました。
その甲斐あってか、なんとか無事に高校3年間を乗り切ることができました。
当時は将来トレーナーや管理栄養士になるなんて夢にも思っていませんでしたが、これが私のルーツになります。
その後、健康に興味を持った私は猛勉強し、紆余曲折しながら管理栄養士とトレーナーを職業とすることになり、フィットネスジムや病院などで働き、身体に悩みや不調を抱えた多くの方をサポートしていきました。
そんな中、「アスリートをサポートするトレーナーはいるのに、なぜ音楽家をサポートするトレーナーはいないんだろう?」と次第に疑問に思い始めました。
当時、欧米では、音楽家のために医師による医学的治療や理学療法士、身体トレーニング指導などが積極的に行われていましたが、日本ではまだまだ音楽家への理解すら乏しい現状。
この数年で医学協会や治療家が少し増えてはきたものの、まだまだ音楽家へのサポートは非常に少なく、信憑性の低いものも多くあります。
どうすれば音楽家の人たちの健康を守り、パフォーマンスを高めることができるのか?
私がトレーナーや管理栄養士など身体の専門家として経験したことは、学生の頃の私のように身体に悩みや不調を抱えながらも音楽を続けている人の役に立つのでは?
そのように、自分には何ができるのかを考え、悩み続け、ようやく数年前から少しずつSNSなどで発信を始めていき、たくさんの音楽家の方の悩みや声を集めてきました。
その結果、想像以上に多くの音楽家が身体に悩みを抱え、コンディショニングに興味を持っていることを知り、SNSだけの発信や私ひとりがサポートするだけではいつまで経ってもこの状況は変わらない、、、と次第に感じるようになってきました。
このままでは、本当に必要な人に届くまでにどれくらいの時間が必要になるのだろう、、、?とも。
そこで、今回このサイトを立ち上げたというわけです!
音楽家は身体や楽器の特性上、演奏をするだけで身体に多くの「ストレス」がかかり、さらに長時間の練習や公演などで心身ともに疲弊してしまったり、それらの積み重ねが「怪我」や「不調」の原因につながります。
プロであれば、怪我や不調が「引退」というリスクを伴い、学生であれば、最悪の場合「プロへの夢」を失うことにもつながります。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私は実際に苦しんできた人たちを何人も見てきました。
怪我をしてから治療することも大切です。
しかし、もっと大切なのは「予防」すること。
その為に必要なことが「コンディショニング」ケアであり、トレーニングです。
私自身は、トレーナーまた管理栄養士として、スポーツ整形外科や内科など病院で、リハビリ後の運動指導や生活習慣病予防、またアスリートのパフォーマンスアップまで幅広くサポートを行ってきました。
それら10年以上かけて積み上げてきた知識や経験を活かし、音楽家のためだけに身体の知識や情報をまとめ、身体に悩んだ時や日々のケアに活用していただけるものを作ることにしました。
エクササイズを中心に、怪我や疾患などについてや、解剖学の基礎知識など、音楽家の方の「知りたい!」と私の「届けたい!」を合わせたものをコラムや動画などで「無料」で公開することにしました。
なぜ「無料」にしたかというと、
- 自分の「身体に興味」を持つきっかけにしてほしい
- 「誰でも簡単に」セルフケアができる環境を届けたい
- 多くの音楽家の方の「怪我や疾患の予防」につなげたい
- 大人だけでなく学生にも「身体を守る手段」を伝えたい
と考えたからです。
音楽をはじめるタイミングは人それぞれですが、一番多いのは子どもの頃で、吹奏楽部だと成長期である中学生や高校生頃が多いと思います。
その頃に長時間の練習を行い、故障して将来の「夢」を諦めてしまった方もいるでしょう。
私自身も学生の頃に身体についてもっと知ることができたら、、、と思っていたように同じような人は少なからずいるのではないでしょうか?
また、そのような子どもたちの先生が、正しい身体の知識を持って指導を行うことが、子どもたちの将来を守ることにもつながると思っています。
さらに、プロアマ問わず大人になって音楽を続けている方は、演奏による肩こりや腰痛、また年齢によるさまざまな不調によってパフォーマンスが低下してしまう場合もあります。
長く音楽を続けていくためには、自身の身体と向き合い、日々ケアをすることが大切ではないでしょうか?
一人でも多くの方に、私が学び、経験したことをお伝えさせていただくために、日々情報を更新していく予定です。
サイトの構成は、
- 身体の構造や疾患などの「解説」
- 私の音楽家と身体への「考え」
- ストレッチやケアなどの「ご提案」
となっております。
身体についての基礎知識と考え方の一例としてご参考にしていただき、また定期的にご覧いただき、日々のコンディショニングにご活用いただけますと幸いです。
身体に関して多くのメソッドや理論がありますが、正しさは一つではなく、時代と共に変化していきます。
私自身も偏りすぎないよう、多くの書籍や理論、指導者から学んできたことを自身の考えと合わせ発信をしています。
受け取っていただく方が、ご自身の解釈のもと、お役立ていただけると嬉しく思います。
音楽家の方の未来が明るいものとなりますように!
AK.Music Body Conditioning Academy
西中あやか
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