
西中
こんにちは!AK.Musicトレーナーの西中です!
楽器奏者や鍵盤奏者に多いのが「肘」のケガ。
痛みは音楽パフォーマンスの低下に直結します。
今回は、「肘部管症候群」という肘の障害について解説したいと思います!ぜひ、ご参考ください。
肘部管症候群とは
肘部管症候群とは、肘の内側にある「尺骨神経」という神経が圧迫されたり引っ張られることで傷んでしまい、しびれなどの神経症状が出る神経障害のことです。
症状
悪化すると小指や薬指の半分にしびれと感覚低下、また筋肉がやせてきたり、変形などが起こることもあります。
肘部管症候群の原因
- 靭帯やガングリオンなどの腫瘤など
- 加齢や骨折による骨の変形
- 野球などのオーバーユース
などが原因で、尺骨神経の圧迫や引っ張りを引き起こします。
検査方法
- 小指と薬指半分のしびれ、感覚低下、筋肉の痩せ
- ティネル様徴候テスト:肘の内側を叩くと痛みが指先に響く
- レントゲン、MRIなどの画像検査
治療
- 軽度であれば安静、服薬
- 重度の場合は手術も検討
その他、再発防止や予防としては、身体の使い方のチェックやストレッチ、姿勢改善なども必要であると考えます。
音楽家と肘部管症候群
音楽家で手を使う楽器演奏者は、猫背の姿勢や巻き肩姿勢になりやすく、骨の位置が変わると筋肉の走行も変化することから、肘への負担も増加することが考えられます。
また、長時間の練習によるオーバーユースにより、ストレスが継続的に加わって炎症を起こしてしまうことも考えられます。
音楽家にとって指の痺れはパフォーマンスの低下につながります。
- ストレッチやマッサージ
- 姿勢や動作の改善や悪化予防
これらコンディショニングを習慣的に取り入れましょう!
手腕周りのストレッチ
手や腕周りのストレッチはこちらに掲載していますので、よければ参考にしてくださいね♪
AK.Music Body Conditioning Academy
西中あやか
コンテンツの最新情報や、今後行われるイベントなどのお知らせをLINE公式アカウントから配信しております!今なら身体の悩み無料相談プレゼント!
こちらからぜひ!ご登録ください。
- 個別に勧誘などは一切ございません。
- ご質問やお問い合わせなどもLINEからご連絡ください。