
音楽家で演奏姿勢を気にする人は多いとは思いますが、そもそもニュートラルの状態の時の正しい姿勢とは、いったいどういったものなのでしょうか?
また、姿勢不良は音楽家にどのような影響を与えるのでしょうか?
今回は、姿勢のパターンについてご紹介します!
姿勢は主に6パターンに分けられます。
①理想
背骨がなだらかなS字カーブを描き、横からみたときに耳、肩、大転子、膝関節前部、くるぶしが一直線のラインにある位置。
②骨盤前傾
骨盤が前に倒れ、腰が反っている状態。
反り腰ともいわれます。
③骨盤後傾
骨盤が後ろに倒れ、腰が丸まっている状態。
④猫背
背中が丸まっている状態。
⑤ストレートバック
背骨の湾曲が少ない状態。
⑥スウェイバック
上半身が下半身より後ろに位置(スウェイ)した状態。
反り腰に猫背を合わせたように見える姿勢で、現代人に多い。
このように姿勢は様々なパターンがあるのですが、そもそも、なぜ姿勢が悪くなってしまうのでしょうか?
理由は人それぞれ異なりますが、日常生活での誤った動作や、偏った(片側ばかり使う、長時間同じ姿勢をキープ)動作を続けることで、筋肉の長さが変化し、姿勢が悪くなってしまうことが多くあります。
さらに、楽器の種類によっては、長年同じ動作を続けることで、左右どちらかに身体が捻れたり、肩の高さが違ったりすることもあります。
姿勢が悪い場合、音楽家にどのような影響が考えられるでしょうか?
姿勢が悪くなるということは、筋肉の長さや骨の位置が変わるため、筋肉や靭帯の緊張や関節への負担が高まります。
そのため、肩こりや腰痛など、筋緊張や疲労などで起こる痛みや不調、また怪我などにつながります。
さらに、管楽器奏者や声楽家は呼吸がしにくい状態になるなど、パフォーマンスの低下につながることもあります。
このように、姿勢不良は音楽家にとってデメリットが多いため、心当たりのある方は改善することが大切です。
姿勢のチェック方法については、また別の機会にお伝えしますね!
AK.Music Body Conditioning Academy
西中あやか
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