
こんにちは!AK.Musicトレーナーの西中です!
足部(そくぶ)=足(あし)とほとんどの人がイメージできるかと思いますが、その構造は想像以上に複雑です。
さらに、足部は音楽家が身体の部位で多く使用する手指や腕、体幹などとは遠く離れた部位であるため、音楽パフォーマンスにはあまり関係ないと思われる方も多いのではないでしょうか?
今回は、「足部の構造」についてと、音楽家にとってどのように足部が影響を及ぼすのかについてを解説したいと思います!
足部は、足首(足関節)より下の足部分のこと。
足部の骨は左右合わせると「56個」もあり、人間の身体の骨206個のうち約1/4が足部に集中しています。
骨だけ見るとすごく細かいですよね!
それだけ多くの骨が集結している部位である足部は、
- 身体(体重)を支える
- バランスを保つ
- 地面の衝撃を吸収する
- パワーを地面に伝える
など様々な役割を複合的に行いながら、「座る」「立つ」「踏ん張る」「歩く」「走る」などあらゆる動作を行う際に重要な部位となります。
二足歩行である人間にとって、立位時に唯一床に接する部位であり、足部の状態は「姿勢」「歩行」など安静時、動作時どちらにも大きな影響をもたらす非常に重要な部分になります。
例えば、足部の状態が悪くなり(アライメントが崩れ)イラストのようにアーチが潰れると、その上にあるすねの骨(脛骨)が歪み、その上にある太ももの骨や体幹の骨など全ての骨の位置(アライメント)に何かしらの影響が及ぼされることは、想像できるのではないでしょうか?
それほど、足部は身体全体のバランスに影響をもたらす部位なわけですが、音楽家にとってはどのような影響をもたらすのでしょうか?
例えば、
- 座って楽器を演奏している時
- 立って歌っている時
- 片足でピアノのペダルを踏んでいる時
- シンバルを構えて準備をしている時
- マーチングでフォワードマーチをしている時
どの演奏動作でも足部は無意識のうちに使われています。
身体のバランスを保ち、身体をあらゆる衝撃から守り、演奏動作を支えています。
つまり、足部の状態が崩れてしまうと、、、
- 座っている時に姿勢が崩れる
- 立って歌う時に身体が力んでしまう
- ピアノのペダルを適切なタイミングで踏めない
- シンバルを叩いた時に身体がブレる
- マーチングでフォワードマーチのフォームが崩れる
このように、あくまで一例ですが、あらゆるパフォーマンスの低下に影響を及ぼしてしまいます。
一見、音楽家に関係のないように思える「足部」ですが、重要な部分であるということがお分かりいただけたのではないでしょうか?
まずは、ご自身の足がどのようになっているのかご覧になってみてください。そして、演奏している際に、ほんの少し意識をしてみてください。
きっと、何かしらの変化を感じることでしょう。
AK.Music Body Conditioning Academy
西中あやか
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