
こんにちは!AK.Musicトレーナーの西中です!
今回は、筋の「起始」と「停止」について解説します!
筋肉について勉強する際に、とても重要になる部分ですので、ぜひご覧ください!
筋肉=骨格筋(以下、筋)は、骨に付着しています。付着部分は腱といって筋肉よりもしっかりとした組織となって付着します。
筋の両端のうち筋が収縮するときに動きが小さい方が「起始」、収縮するときに動きが大きい方が「停止(付着)」 と定義されていますが、上下肢や体幹では身体の中心部に近い部分を起始と呼ぶ場合もあります。
起始と停止の間には「関節」があり、筋の収縮が停止部で力点、関節が視点となって「テコの原理」で関節運動が行われます。
より詳しく起始と停止の場所を知りたい方は、解剖学所などに細かく記載してあるので、参考にしてみてはいかがでしょうか?
さて、起始と停止を学ぶと、「筋肉はバラバラに考えた方がいいの?」と思う方も多いのではないでしょうか?
身体動作などの話をする際には、「身体は繋がっているから」と表現することも多いと思います。
実際、組織や神経などによって運動連鎖が起こるので、身体全体として見ることは大切ですが、筋肉自体は「単体」で、各部位ごと(その他組織も)にも役割があり、それぞれが協力し合うことで、身体全体を動かしているというイメージを持つことが大切です。
一方で、音楽家が身体について意識を持つ際に、「手」や「腕」など単体としてみることが多いですが、筋肉として各部位を見ることと、その部位の運動を身体全体として見ることで、演奏での身体動作や姿勢をイメージしやすくなるのではないかと思います。
身体について学ぶ際に、知識として覚えるだけでなく、自身(演奏姿勢や動作など)に置き換えて「考えてみる」ことが、演奏パフォーマンスを高めることに役立つのではないでしょうか?
ご参考になれば幸いです。
AK.Music Body Conditioning Academy
西中あやか
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