
楽器を演奏する音楽家は高度に「手」や「指」を使いますが、それを可能にしている手指は、他の身体の場所よりも繊細な動きを得意としているのが特徴です。
今回は、その繊細な動きを可能とする手指の「骨」について解説します!
まず、音楽家にとって手指は、
- 鍵盤を弾く
- バチを握る、叩く
- ピストンやキイを押す
- 弦を押さえる、弾く
などの動作を行うときに使用します。
筋肉や神経が働くことで、これらの動きを可能にしていますが、その土台となるのが手の「骨」。
手の骨は全部(片手)で27個の骨が、かみ合ってできてきます。
27個の手の骨は、図のように配列しており、指の骨、手のひらの骨、手根骨に分かれていて、手根骨の隣に腕の骨が2本配列しています。
それぞれの骨の名称は以下のようになっています。
- 指骨(指の骨):末節骨、中節骨、基節骨
- 中手骨(手のひらの骨):中手骨
- 手根骨:有頭骨、有鈎骨、豆状骨、三角骨、月状骨、舟状骨、大菱形骨、小菱形骨
これらの骨の名前をすべて覚える必要はありませんが、手は決して一枚板ではなく、たくさんの小さな骨で構成されているということを念頭に、演奏を行う際には指先だけ意識して動かすのではなく、手全体をしなやかに使うことをイメージして動かしてみてはいかがでしょうか?
手指の骨がたくさんあるということは、骨についている筋肉もたくさんあるということになります。
どのような筋肉がついているのか、またどのような働きをしているのか、については、また別の機会にお伝えしますね!
AK.Music Body Conditioning Academy
西中あやか
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